Chikanism

現実と非現実のあいだ

どうでもいい話

30歳になる心の準備

もうすぐ30歳になるので、29歳を振り返っておきます。 もう30年も生きてるなんてすごいな。10年前のことも、20年前のことも、ほとんど覚えてない。年々、1年が過ぎるのが早くなるとよく聞くけど、本当にそうだと思う。 29歳は、社会人になって東京に住み始め…

人生のつらい日々は、推しと乗り越えてきた

少し前に書いた記事がおすすめに載っていたようで、たくさん星をもらってて驚きました。 しばらく更新してなかったこのブログを最近ちょこちょこ更新してるのは、やっぱり何か書かないと思考が深まらないからです。たまには色々書いて考えようと。 私の20代…

苦手なこと

私は大勢の人がいる場所や賑やかな場所が苦手だ。 社会人1-2年目まではそうでもないと思っていたけど、会社の飲み会に行くと何も話せず、どの場所に座っても私は盛り上がらず黙って時間を過ごしていた。 5人くらいまでなら楽しくいられる。それが大勢になる…

梅雨と小説と連休

梅雨が明けない。私はBGMがあると集中できない。思考がそっちに持っていかれるからだと思う。でも他人の声やカフェの雑音やBGMは気にならない。 久々に小説を読んだ。島本理生の「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」というもの。小説は感情を揺さぶら…

最近のツイてない話

あれ、そういえば、独自ドメインしてないのにお名前ドットコムの契約はそのままにしていたような…。 最近ついてなさすぎて、今日はついに家で一人で泣いてました。 従姉妹が結婚した時に、結婚祝いのお返しに素焼きのマグカップをもらったので、それを毎日コ…

あなたの綺麗な横顔を、もっと見ていたかった

数日前に親友の結婚式に参列しました。友人は美しくて、新郎と仲良しそうで、とても幸せそうだった。私と彼女は中学からの同級生で、大学で仲良くなった。付き合いとしては15年近くなる。そこまで仲良くなかった中高生のころも、彼女のお付き合いしている相…

アナと雪の女王2を観た

アナと雪の女王2を観てきました。ネタバレあるかもしれないです。 めっちゃ良かったです。最後で泣きました。 エルサはかっこよかった。本当にアレンデールを愛してるんだなあ。でも責任感が強くて、誰かに頼ったり甘えたりするのが下手だから、一人で背負い…

おじいちゃんが死んだ

数日前に仕事をしていたら母からLINEがきて、内容は「おじいちゃんの心臓がとまった、今は心臓マッサージとかをしてもらっている」という衝撃的な内容だった。 おじいちゃんはもう4年ほど前に腎盂腎炎で入院中に脳梗塞を起こして意識不明の重体。もういつ死…

夜と朝の境目

深夜3時。 いつもなら寝ている時間だけど今日は起きていた。隣には終電を逃してのこのこと我が家にやってきた男。 「タバコ吸ってもいい?」 「絶対ダメ」 彼は渋々うなずき、冷蔵庫を見に行った。私の家なのに、じぶんちと勘違いしてるんじゃないだろうか。…

ゴールを追いかけたい

どうでもいいことですが、はてなのプロを辞めました。独自ドメインはそれなりに気に入っていたけど、だからってSEO対策をしているわけでもなく、さらに言えば特に検索流入が期待されるような記事も書いてない。 なので一応アドセンスを入れててもほぼ収入は…

違和感

違和感を大事にしたほうがいいよ、と言ってくれたのは就活をしていたときになぜか面談をしてくれた有名企業の、特に縁もないはずの親切な男性だった。スカイプ越しに話して、こういう企業はどうかなどと、本当に親切に色々教えてくれた。 ふとその言葉が頭を…

たくさんの瞬間を更新して

大好きな先輩と飲みに行ったら、彼は話の中で「人生で一番楽しかった時期っていつ?」と聞いた。 わたしはちょっとだけ今までの人生を振り返ってみたけど、悩む間も無く「今ですね」と答えた。 先輩は驚いたようで「今なの?それすごいなぁ」と言う。すごい…

星になる

大学のクラスメイトが亡くなった。 朝まで職場の同期と飲んで、家に帰って暖房をガンガン効かせた部屋でうとうとしていると、友人から連絡が入った。「昨日の夜、○○くんが亡くなったそうです」スマホに映し出されたその文字は何度読み返しても信じられず、彼…

シュガー・ラッシュ・オンラインを観てきました

エンディングで流れるイマジン・ドラゴンズのZero、とても好き。 まわりのIT業界の人や、ディズニー好きの妹にも「IT、ネット業界のひとは楽しめると思う」とずっと言われていて、それをやっと観に行ってきた。 シュガー・ラッシュの1のほうは観てなかったけ…

優しくすること、傷つけないこと

ちょっと悲しいことがあって泣いちゃった。2週間くらい前に課長に「そんなんだからやる気ないって思われちゃうんだよ」って言われたとき以来だから意外と頻繁に泣いてる。 誰かを喜ばせたいっていうのは割とよくあると思うんだけど、それって悲しくさせない…

わたしのサンタさん

25歳、就職で上京するまでずっと実家に住んでいた。その間、バンクーバーに住んだり祖父母宅に住んだりしたこともあったけど、基本的にはずっと京都市のちょっと外れで過ごした。 小学校から私立に入学したので近所に友達は住んでいなくて(それでなくても子…

この瞬間が永遠に続くか、そうでなければ人生が終わってしまえばいい

いまこの瞬間に死んでしまいたい、そう思ったことがある。大好きなバンドのライブの最中、一番好きな曲のイントロが流れてきた瞬間。 狭いライブハウスの真ん中前寄り、前の曲が終わって一瞬世界が暗くなる。赤や緑の照明がチラついて、興奮でファンが前に押…

時間の速さに追いつけない

さっきインスタを見たらバンクーバーにいた頃通ってた学校の同級生(日本人の女の子)が「この二年であなたの髭が伸びてわたしの髪も伸びたね、あれからもう二年なんて信じられないけどたくさん会えなくても幸せです愛してる」みたいなコメント付きでカナダ…

キャラメルクレープと26歳

仲良しの女の子が5年くらい付き合っていた彼氏と別れた。彼女らは大学2年生の終わり頃に付き合い始めた。わたしはその1ヶ月くらいあとに初めての彼氏と付き合い始めたけど、彼女らはわたしたちが付き合っていた期間の2.5倍ほど付き合っていたことになる。 結…

あのときのデニーズ

バンクーバーにいた頃のインターン先の隣はデニーズだった。 京都ってデニーズがなくて、知ってはいるけど行ったことはなかった。カナダでも行こうかどうか悩みつつ結局行かなかったけれども。たまにco-workerがデニーズでお昼を買ってきて、ちょっとくれた…

普通という呪い

普通ってなんなわけ、そういう言葉に縛られたくないわ(関西弁)、なんて心の中で毒づくくせに、心の中では「普通になりたい」と渇望している自分がいる。それに気づくたびに普通ってなんだろう、と思う。でも普通になんてなれないんだろうな、とも。 この世…

自分の気持を伝えられるようになりたい

漫画はあまり読まない方だけど、珍しく定額制の漫画アプリをダウンロードしてみた。少女漫画みたいなのをいくつか読んだ。主人公が24〜30くらいのOLの。 やっぱり物語なのでストーリーがうまく進みすぎたりイベントが起こりすぎるところはあるんだけど、キャ…

優しさについて

できるだけ誰かに優しくいたいと思うのは、わたしが誰かの優しさを受け取って生きているから。 自分が悲しい気持ちになったら、いつも、わたしは誰かに同じような気持ちを味あわせたくないなあってすごく思う。わたしは何気ない一言とか、たぶん悪気のない物…

ただ時間だけが過ぎてく

数日前に26歳になった。 歳を重ねるたびに思うけど、26歳になる日が来るなんて思ってもなかった。もう丸々25年も生きてきたのかという驚き。 生きてみればあっという間で、気持ちはまだ23歳くらい。あの頃と変わったことなんて、自分を取り巻く環境くらいに…

夢うらない

夢をみた。 長らくみた夢のことなんて覚えてなかったのに、さいきんよく夢を見るので気になって夢占いのサイトを調べた。 とはいえ別に素敵な夢だったわけではない。おとといの夢に出てきたのは、トイレだった。植物園のトイレに行った。誰かがわたしを待っ…

コーヒーの香りのあの街

コーヒーの香りなんてそこらじゅうに溢れてるはずなのに、なぜかありふれたコーヒーの香りでバンクーバーの街を思い出した。 通っていたカレッジのあるガスタウンは少し古い面影を残す街だ。レンガ造りの建物が並び、風情がある。蒸気で動く時計があって、た…

薬剤師国家試験の心得

最近検索での流入が多いので、国試のことを。 いつから勉強を始める? まず、今(9月)から勉強を始めても間に合います。わたしは8月くらいから始めましたが、最初のうちは勉強の仕方がわからず全然進まないし、できないし、覚えられないし。やってもやって…

ゴールは来ない

社内にはまだ8割くらいのひとが残っている夜18時半過ぎ。お客様から電話がかかってきた。「ちかさんまだ会社にいますか?よかった~~!○○の件なんですけど…」 わたしが会社にいるとわかると、すごく安堵したような声を出す相手。まだ1回しか会ったことはな…

笑顔でいられる人になりたい

表情は相手のためにある、ってどこかに書いてあった。自分の感情を自分のために伝えるんじゃなくて、相手のため。不機嫌そうにしてたら「なんか気に触ることしたかな?」って相手に思わせてしまうってことかな。 「なんか怒ってる?」 先輩が言った。営業で…

オレンジの街頭は寂しくなる

バンクーバーの街頭はオレンジ色だった。 冬は暗くなるのが早かったので、16時ころにインターンが終わって帰っても道は暗かった。でも時間が早いというのだけが救い。たまに夜遅く帰るときは心細かった。一人で異国の夜道を歩くのはなんとなく寂しかったのだ…