Chikanism

現実と非現実のあいだ

Diplomaを取得しました

金曜日にカレッジを卒業しました。Diplomaいただきました。

もう学校もなくて仕事もないんだ〜もうすぐ日本に帰るんだ〜と思うと不思議な気持ち。ここに来たのが半年も前だなんて。

何もかもが新鮮で、わからないことだらけで、不安もあって。馴染みのない店の前や通りを、他人を警戒して歩いていた。あの頃はよそよそしかった街が、今は毎日顔を合わせる見慣れた街になった。秋の始まりに来て、雨ばかりの日々は駆け足で過ぎ去っていって、いつの間にか春になろうとしている。

 

f:id:chikanism:20170218072210j:plain

最後の土日(正確にはもう一度戻ってくるのであと1回あるんだけど)に、イングリッシュ・ベイまで歩いた。来たばっかりのころはもう少し暖かくて、日が長くて、日差しが強かったなぁと思い出した。

 

辛かったこととかしんどかったことは結構すぐに忘れてしまうタイプなので、なんとなく「簡単じゃなかったなぁ」とか「いろいろあったなぁ」程度にしか思ってないけれど、よく考えたら悔しいこともあったし、泣いたこともあったし、嫌なこともしんどかったことも思い通りにならなかったこともいっぱいあった。

最初の授業はクラスメイトと英語のレベルが違いすぎて焦ったし、最初のプレゼンはテーマに自信がなくて前日に先生に話しに行って「なんで今さら言うの」って言われて泣きかけ、発言したりプレゼンしたりするたびに「声が小さい」「自信がなさそう」「笑顔がない」とダメ出しをされ。英語で電話するのはうまく意思疎通できないことが多いし、面接は2回落とされたしコーディネーターには色々言われて泣いたし、仕事でもミスがあって凹んだ。辛い時に励ましてくれたひとは先に日本に帰っちゃった。

 

でも、「ずいぶん良くなった」とわたしの成長を一緒に喜んでくれるクラスメイトに恵まれて、"I will miss you~"と最後まで見送ってくれる上司や同僚にも恵まれて、「また絶対日本で会おうね」と言ってくれる日本人の友だちにも出会えて、本当に良かったなぁって思う。

英語はもちろん、メンタルも強くなったし、海外でも大丈夫だなって思えるようになったし、度胸もついた。まさか半年も留学する日が来ると思ってなかったけど、ちゃんと留学を終えて、英語を使って生活して仕事もちょっとしてDiplomaをもらって帰国できることは、確実に自信になったと思う。

 

世界が広がるってほんとに楽しいし面白い。こっちに来なかったら出会えなかったひとに出会えたのは本当に尊いこと。ありきたりな言葉だけどこれはゴールじゃなくてスタートだ。

帰ったら就活もあるし、同期がみんな卒業しちゃうので来年の薬剤師国家試験に向けて一人で勉強しなきゃいけないし(ほんと自分を追い込むのが好きだと思う)、バイトも

探さないといけないし、やりたいこともいっぱいある。きっと辛いこともこれからまだまだあるけど(特に国試の勉強は不安しかない)、でもなんとかなるよね〜って今は思える。そんなのんびりとした、春と言うにはまだ早い日の午後。

 

 

 

 

chikanism.hatenablog.com

chikanism.hatenablog.com

chikanism.hatenablog.com

chikanism.hatenablog.com