Chikanism

現実と非現実のあいだ

カナダでストリップバーに行ってきた

バンクーバーに住んではや4ヶ月、紆余曲折…はなく「よし!行くか!」というようなノリでストリップバーに行ってきた。バンクーバーにはストリップバーがいくつかあるみたいだけどわたしが行ったのは一番有名な(?)ペントハウスというお店。

 

お店の前にはいかつい警備員のような人が二人佇んでいた(こわい)。彼らに見守られながら入り口で入場料を払った。忘れたけど10CADもいらなかったと思う。リュックなどの大きな荷物は持ち込めないのでお金を払ってここで預ける(貴重品は入れといちゃダメだよ)。あと身分証明書がいるのでIDかパスポートも必須。

お店は二階で、そのまま階段をのぼると小さなステージがあるライブハウスのような場所がある。わたしたちはステージから少し離れたテーブル席に座った。ステージを囲むようにカウンター席もあり、多分あの席ではすべて(意味深)をよく観ることができる。わたしはすべてを見つめられる気がしなかったので、テーブル席で十分だった。

中は全体的に薄暗く、音楽も流れているので話は聞こえづらい。お客さんはそこそこいて、男女グループやおじさんたちがいた。アジア人は多分わたしたちだけだった。

席に着くとウエイトレスのお姉さんがやってきて、ワンドリンク制なのでビールを頼んだ。入ったときは誰も踊っていなかったけど、店内には明らかに踊り子さんだとわかるような服装の女の子が数人いた。しばらくするとステージに女の子が現れ、華麗なポールダンスが始まった。アクロバティックな動き、普通にすごいよね。絶対めっちゃ筋肉使うよね。おっぱい動いてたし。女の子は踊りながらどんどん服を脱ぎ捨てていく。注がれる観客の視線。「こんな世界があるんだ」と妙に感心してしまった。

カウンター席に座っているひとたちは近くで見えるし、ステージに近いのでチップをあげる。女の子たちはそれを広い、パンツとかガーターとかヒールとかに挟んでいく。映画の中の世界だけだと思ってた。

一人のショーが終わって次のショーが始まるまでの間は、踊り子さんたちが営業にやってくる。「ラップダンスはどう?」と。ラップダンスというのは、お金をプラスで払う(たぶん40ドルくらい)と個人的に踊ってくれるというもの。なんでも自分の膝の上で踊ってくれるそうだ。「プライベートルームもあるわよ」と彼女らは笑う。こっそりお店を見渡すと、後ろの方に黒いカーテンで仕切られた小さなスペースがいくつかあったのでおそらくあれがプライベートルームなのだろう。見ている限りではラップダンスの誘いに乗っている客はいなかった。

女の子も様々で、スレンダーな子もいれば絶対詰めてるだろみたいな美しい胸の子もいればぽっちゃりとも言えるグラマラスな子までいた。ショーはやっぱり時間が遅くなるにつれクオリティの高いものになっていっていたような気がする。全部脱いでた。4人分くらいのダンスを観て、夜も更けたので終電が無くなる前に帰宅。ちなみにバンクーバーの電車(スカイトレイン)は夜中1時過ぎとかまである。

 

バンクーバーのどこかに男性ストリップもあるらしく、行きたいなら行く?って言われたけど女性ストリップ以上に見つめられる自信がなかったので丁重にお断りした。興味ある人はぐぐってみてください。

ちょっとドキドキしたけどいい経験にはなった。バンクーバーに来て夜暇だなってときは行ってみてもよいのでは!?