Chikanism

現実と非現実のあいだ

ピロリ菌はいませんでした

以前、胃カメラをしてピロリ菌検査もしたという話をしました。

 胃カメラ経験談はこちら↓
 

特別急ぐ必要もなかったので、もらった胃薬がなくなる頃に検査結果を聞きに行くことにしていたのですが、

先日ようやく医院に足を運びました。

 

というのも、最近食欲がなくて。
お腹は空くんですけど、食欲がないんです。
お腹空いたな〜って思うけど、「あれ食べたい!」ってのがないんです。
グランフロントのグルメの階を徘徊しても、コンビニに行っても、とにかくどれも魅力的じゃない。
買いたいものも食べたいものもない。
どれを選んでも食べられなさそう…。
そんな気分でした。
毎日朝食はお弁当の残り物とヨーグルト+グラノーラ+りんごだったのですが、残り物を食べる気になれず。
朝食は食べる派なのでヨーグルトとりんごだけ食べてました。
で、お昼はなんとかお弁当を口にし、バイトから帰ったら仕方なく納豆を食べるか何も食べないか。
友人と食事の約束をしていたときはなんとか食べられましたが。
 
そんななので、お腹は空くから薬飲んでも胃が痛いことがあったので、
あと実際の胃の不調とは別に無気力すぎて研究が進まず資料作成がミーティングに間に合いそうになかったので
教授に断り病院へ行ったのでした。
 
診察室では簡単に問診と触診されたあと、検査結果を渡されました。
ピロリ菌陰性。
 
祖母にピロリ菌がいたので、いると思っていたのですが陰性でした!
やったね!
 
ピロリ菌がいるのといないのでは全然違います。
胃ガンになる確率が。
 
 
前向き研究ではわかりずらいですが、
胃ガンになった人の9割くらいにはピロリ菌がいるといいます。
 
ちなみに、ピロリ菌がいた場合は除菌します。
除菌に使う薬は以前紹介しました。
 
一次除菌における除菌率は70パーセント、これで出来ない場合は二次除菌を行います。これで90パーセントの除菌率です。
そして除菌率の下がる要因に、飲酒や喫煙があります。服薬中は飲酒も喫煙も控えましょう。
 
 
 
二次除菌でも除菌できなかった場合は3次除菌を行いますが、これは保険適用外になります。
保険適用外の治療を行うよりは少しの間のお酒とタバコを我慢したほうがいいですよね。
それでも、除菌しないよりはしたほうがずっといいです。なにより胃ガンになる確率が断然違いますから。
 
近頃は衛生環境が良いので若い人でピロリ菌感染者は少ないと言われていますが、いたら大変です。
胃に違和感があれば受診してみましょう。
 
 
ところで最近の食欲の無さはおそらくメンタルから来るものだと思います。
夜もなんども目が覚めたり朝早く目が覚めてねれない日があったり。
昔フラれて失恋したとき、世の中にこんなに辛いことがあるのかってくらい絶望的だったし涙が枯れるくらい泣いたけど、それでもご飯は美味しかったし夜は寝られたのに。
わたし意外と繊細なのかな〜と思ったり。これも大人になるということなのでしょうか…。