Chikanism

現実と非現実のあいだ

ギザ10によって取り戻した純粋な心

バイト中に、レジオープンをしていた18歳の男の子が唐突にわたしを呼んだ。わたしが作業をとめてそちらを振り向くと、彼は眩しいほどの笑顔で続けた。

 

「ギザ10ありました!!」

 

だからなんだ、ではない。わたしは24年生きているので、ギザ10を見た回数なんて数えきれないほどだ。そしてギザ10に大して希少価値がないことも知っている。

けれども問題はそこではない。

18歳だからなのか?彼が純粋な心を持っているからなのか?それとも単に世間知らずだからなのか??

 

18歳から24歳になるまでの6年間で、ギザ10を見る回数が劇的に変わるというのだろうか?

 

目眩がした。

「かわいいなぁ、もう」と言いそうになるのを堪える。

 

ギザ10を見つけた程度で喜ばなくなった荒んだ自分の心を呪うべきなのだろうか。見つけても喜べなくなるほどのギザ10経験積んだわたしは、今まさに人生に悩んでいる。何枚ギザ10を経験しても、答えは見つかりそうにない。感動も喜びもないのに、無駄にギザ10を経験している。

今後はギザ10を見つけたら「あ、ラッキー」と思えるようになりたいものだ。新鮮な気持ちを取り戻させてくれてありがとう少年よ。

 

 

 

どうでもいいですが神社のお賽銭のために5円玉貯金をしていますが、お参りの予定があるときに持っていくのを毎回忘れるので役に立ったことが一度もありません。心を入れ替えます。

いったい何を書いているのか訳わからなくなってきたので疲れてるんだと思います。もう寝ます。

今はまだ女子大生

今週のお題「自己紹介」

 

既にある自己紹介記事ではこんな感じで書いてます。↓

 

ぴってつけたらかわいく聞こえる気がしてツイッターではちかぴと名乗っています、ちかです。

ぼんやりとスクールカースト最下層な学生時代を過ごしていたらいつのまにか7年女子大生やってました。好奇心だけは人一倍あって計画性は人の3分の1くらいしかない。

特技は書道とスマホの早打ち、専攻は薬学で将来はウェブ系に就職したい。大学では学園祭の運営したり神経化学の研究したりしてました。

万年ダイエッター。映画が好きです。オタク腐女子バンギャル黒歴史を抱えています。今はK-POPのターン。

「どうやって過ごしてるの?」と聞かれるほどエンタメに疎いのが悩み。テレビを見る才能がありません。

 

謙虚なブスでありたい。

 

-----ここまで------

我ながらまぁまぁな出来だと思ってるんですけど、せっかくなので知りたくな人もたくさんいそうな情報を書いておきます。

 

①プロ女子大生(自称)

7年目ですからね。留年じゃないってことだけは言っておきたい。バイト先の偉い人とかに「6年生です」って言うと「えっと…留年しちゃった感じ?」と言いにくそうに言われたりします。薬学部6年+休学1年(うち留学半年)です。

 

②ちか

これは山田詠美の「跪いて足をお舐め」の主人公からお借りしています。なかなかダーク色の強い話ですがおもしろいので読んでみてね。

 

③計画性がない

とてもよく言うと「走りながら考える」タイプですね。短所も長所みたいに言い換えていこう。

 

④エンタメに弱い

テレビ見なさすぎて、芸能人もお笑い芸人も殆ど知らない。よく「カンブリア宮殿のパロディ風に」とか「情熱大陸みたいな」とか言われたりしますが、どっちも見たことないっていう。「どうやって過ごしてたらそんなにエンタメに疎くなるの?」と言われます。でもネットに張り付いているのでインターネットで流れてくる情報には詳しいため、よく情報通と勘違いされる。

 

⑤就活中

終わりました!って早く報告したいです。アドバイスと東京の美味しいお店情報はいつでも募集してます。

 

⑥その他

痩せたいです。でも食べるの好き。これはどうしようもない矛盾ですね。あとリア充ぶるのが得意です。インスタを更新したり、LINEなどのプロフィール写真を頻繁に変えるだけで手軽にリア充ぶれるのでおすすめです。これでわたしは何人ものひとに「彼氏が途切れないタイプだと思った」と言わせてきました。お試しください。当面の目標は本当にリア充になることです。

 

 

なんとなく闇深い人生を送ってきました。中高時代とか特に。というのは、「闇深い」ってワードがわたしのなかでブームだからです。誰得かわからないけどこれにて!

来年には女子大生でなくなるためブログの名前をどうするか問題が勃発しますね…。

さくら

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(撮影:平野神社

 

桜の花が舞い落ちるこの景色を

いつか僕たちは並んで見ていた

今ではそのほとんどが嘘になってしまった言葉を

心から伝え合いながら

 

ーー「はなびら」 back number

 

桜を見るといつもなんとなく思い出す曲がある。back numberの「はなびら」という曲だ。大学の1年生のころによく聞いていた。

友人が貸してくれた「スーパースター」というアルバム。彼女は「この人達の曲、失恋ソングばっかりなんだよね」と言いながらわたしに勧めた。

飽きるほど繰り返して聴いた春は、もう5年も前だ。 わたしがITとかインターネットとかを好きになるきっかけだった先輩がいて、その人に恋とも憧れともつかぬぼんやりした感情を持て余していたあの頃。

甘酸っぱいというよりは苦いという表現が似合いそうな思い出である。

 

大学時代はなんだかんだ他人よりもずいぶん長かったのに(まだ終わってない)、駆け抜けるように時間は過ぎ去ってしまった。あの頃に比べたらずいぶん大人になったように思う。見えていなかったことが見えるようになった。いつの間にか24歳だし、もう何も知らない子どもではいられない。

 

だけどこの時期の桜とこの曲は、わたしをあの頃に連れ戻してくれる。そして確実に時間は経ったのだと、噛みしめる。 

 

 お題「春に思い出す曲 春に聞きたい曲」

泣きたい夜の色々

とある人と知り合って話した。別に個人的な出会いではなく、セミナー講師とかエージェントに近い人。

わたしの考え方とかを話して、それに色々言われたんだけど、納得できないというかムッとすることがあって、それ以上になんか言い方に棘があるというか、わざとなのかもしれないけれど端的に言うと不愉快な気分になった。そして結論を言うと、ボロ泣きした。もちろんその場で泣ける人間じゃないので、たぶん顔には出てただろうけど一応普通の顔と笑顔をして退室して、原チャを停めてた場所まで歩いてる最中に涙が溢れてきて止まらなくなった。

なんで泣いてるのか自分でもよくわからなかった。悲しいんだか悔しいんだか、でもこんなに感情を揺さぶられるということはむしろ図星だからなのか、そんなことを考えながら、でもとにかく泣けた。

もしかしたら肯定的な言葉を期待している自分がいたのかもしれない。ただ単に言い方というか言い回しというか伝え方の問題なのかもしれない。だけどとにかくわたしは嫌な気持ちになって、悲しかったし泣いたし、人間として合わないんだろうな。

 

こんなに泣いたのは、バンクーバーインターンの面接に落ちたとき以来だ。

chikanism.hatenablog.com

 

就活とかになると、色々言うひとがいて、したり顔でアドバイスしてくる人もいて、就活先の企業以外で就活に関連してわたしに関わるひとがどれくらいわたしのことを考えてくれてるかなんて、まぁ冷静に考えたら別に誰も真剣に考えてくれてるわけなくて。だって他人の人生だもん。

それでもいろんな話をしてくれて聞いてくれてアドバイスまでくれる人もいて、だけど最後に選ぶのもわたしだし、わたしの人生の責任をとるのもわたしだし。アドバイスした側からすれば「あーあ、だからあの時言ったのに」なんて思われるのかもしれないけど。誰の話を真に受けてどんな選択をするのかはわたし次第。

何が正解かわからなくなるなら、自分が正解だと信じた方に走るしかないじゃないですか。その道を正解にするのはわたしだもん。誰も責任とってくれないもん。

 

嫌な気持ちになることを言う相手に会いたくないってのは逃げなのかもしれないけど、色んな人に会って話したい気持ちは変わらないし、色んな価値観や考え方を知りたいし、刺激を受けたい。だからって泣くほど嫌な気持ちになる相手と話したいとも思わないし、それは「相手のためを思って言いにくいことも言う」ってのとはまたちょっと違うと思うし。

 

んーなんかよくわからないけど、いろいろ語れる相手がいたらいいのになとか、ただ一緒に御飯を食べてくれる相手がいたらいいのになとか、泣き言を聞いて「あしたもがんばろうね」って言ってくれる人がいたらいいのになとか、思った夜でした。おしまい。

春なので新しいバイトをはじめました

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(撮影:北野天満宮

 

春ですねえ。

去年もなんだかんだお花見をしそこねたので、今年こそはと思っている。土曜日にお花見の予定なのだけれどどうやら雨っぽくて辛い。桜の写真が撮りたい。

 

今月から本格的にバイトを始めた。今までは毎日8時間以上座っているのが日常だったのだが、おかげさまで1日に少なくとも5時間は立って走り回っている。チェーンの飲食店なのだけれど、土地柄観光客が多い。さっそく外国人対応係になってしまい、簡単な英語で伝わらないと「レジ代わるんで◯番に行ってください!!」と呼ばれることがある。

北米でレストランに行くとよく"Hi, how may I help you?" と言われたので、わたしもそんな感じで対応を始める。するとだいたい「英語はなせるんだね!」と喜んでくれるのでありがたい。ありがたいです。今日も外国人のお客さんにウインクされてドキムネだったわよ。

ところでわたしが行った北米では、うちの店みたいに「安くで売って、滞在時間を短く、とにかく回転率重視で稼ぐ」って感じの店はほぼなかったように思う。店員がスピード重視で走り回ってるレストランなんて、なかったなぁ。どちらかといえば走り回らないレストランで優雅に働きたいものだけれど。少なくともバンクーバーでは店員はよく談笑していたし、列が伸びててもマイペースにレジ打ちをしていた。客の前で水を飲んでたって文句を言う人もいない。

日本だと客の前で談笑してられないし、水だって飲めないし喉が痛い(喉が痛いときは水溶性アズレン含有のトローチがオススメ)。客が並びだすと無意識に焦るし、対応しててもどこか焦りがあって早口になってしまう。そういうのよくないなぁ。焦ると余計に失敗するものなので、急いでいるときほど落ち着いていたほうが結果的に良いと思う。

 

とはいえ、じーっと座りっぱなしだった毎日がよく動く毎日に変わったので、それはそれでよいことな気がする。余計なことを考えなくてもいいし、目の前に集中できる。ある程度の忙しさは、精神を健全に保つために必要だ。少なくともわたしには。

大学に入ってからバンクーバーに行くまでの5年半、毎日毎日サークルやら研究室やらでまともに休みもなく学校に通い続けていたので、こんなにがっつりバイトができるのもある意味新鮮で楽しい。これがお気楽な大学生像なのかなぁと思ったりもする。でも薬学部の5年半+バンクーバーでの半年、ちゃんと勉学を(それ以外も)頑張ってきたと言える自信があるので今バイトばっかりしてても後ろめたくないんだと思う。また9月からの半年も国家試験のために勉強漬けの日々になるわけだし。

あとね、結構声出さないといけない系なので、これもわたしにはいい刺激な気がする!

 

就活のほうは説明会は4月いっぱいで終わらせたいところ。次面接受けるところに「自己分析しっかりしてきてください」って言われてるんだけどジコブンセキナニソレ状態なのでヤバイ。

そんな感じでそのうちバタバタと東京にも行く予定ですので、美味しいお店とか時間潰せるカフェとかあったら誰か教えてください。関係ないですが野望を述べておくとオリンピックまでに結婚したいです!!

 

あっそういえばバイト先のパートさんに「つぎ大学一回生ですか?」って言われた!わたし6歳も年齢詐欺れてるけど逆に大丈夫!?

違和感だらけ

昨日、友人と飲みに行った。彼は特殊な状況にいて、2浪で大学に入り1留したため、わたしと同い年だけど大学生(修士でも博士でもなく学士)というレアな感じで似たような境遇にいる。一個下の後輩で留年した子にも「ちかさんと同じ境遇ですよ!(就活的な意味で)」と言われたけれど、同じにしないでほしい。大事なことなのでもう一度言うけれど、わたしは留年じゃないので一緒にしないで。でもシューカツで年齢とか聞かれると答えづらいっす。

(そういえば彼と知り合ったのはかれこれ約10年前、mixi全盛期のことである。よくわからないんだけど、何歳下の子までミクシィを知っているんだろうか…。ミクシィで出会ったんですよ。10年も前に。同じバンドが好きな、遠くに住んでる男の子だったんだけど、彼がうちの近所の大学に入学したのでそれを機にたまに会うようになった。)

 

それはともかく、彼にも言われたのだけど、「薬学部で留学って珍しくない?」。その通り。実は身バレしないかヒヤヒヤしてる。万が一、シューカツしててWEB系の会社を見てる薬学部で留学帰りの女に会ったら90パーくらいの確率でわたしなんじゃないですかね。恥ずかしいのでこっそり声かけてくださいね。

 

てことが言いたかったわけじゃなく、ちょっと前に言われた一言を思い出したのだ。

「もし会社とか見てて違和感を感じたなら、その違和感を大事にしたほうがいいですよ」

ウォンテッドリーで話を聞いてみたいボタンを押したら親切にもSkypeで面談してくれた人事の方に言われた。30分くらい会社の説明をしたあと、会社に関係ないことでもなんでも聞いてくれていいですよって言ってくれてお話した。色々話して、わたしのやりたいこととその会社は違ったんだけど、「◯◯(会社名)は?△△(会社名)は?」とか提案してくれたり、アドバイスしてくれたり。それでさっきの「違和感を大事にしたほうがいい」と。1時間もSkypeで面談してもらってアドバイスまでもらって彼にとってはメリットゼロすぎる感が強いけど、わたしにはとても良い時間だった。

でもその人事さんにも言われた。「薬学部で留学って珍しいキャリアですよね」と。なんで留学したのってよく聞かれるけど、深い意味はあまりなくて、好奇心的な要素が大きい。新しいものが好きで、未知の世界はわくわくする。やったことないことはやってみたい。やってみたい行ってみたい、それが強すぎて行くことにした。そういえばわたしの学年から研究室配属が早まる話を聞いたときの高揚感も未だに忘れられない。来年の今頃は、わたしは多分これから始まる社会人生活にわくわくしてるだろうなって思う。

 

色々書いたけど何が言いたいかというと、違和感を大事にしようってこと。なんかGDでイノベーションについて話し合ったときも、それが出てきたときの違和感って大事だよねって誰かも言ってたし。

好きなものがいっぱい

毎日嫌なこともイライラすることもテンション下がることもあるんですが、やっぱり気持ちよく生きてたい。うん。

 

嫌いなものより好きなものがたくさんある世界のほうが絶対たのしいよね。わたしは基本的に原チャで過ごしているので雨が嫌いですが、嫌いな雨の日もちょっとうきうきできるくらいカワイイ傘が1本あれば、ちょっと楽しく過ごせるよね(傘すぐ失くすんだけどね)。

好きに理由なんてあんまりなくて、わたしは春のぽかぽかした日が好きだし、桜も好き。お別れは寂しいけど春の新しい出会いにはどきどきするし、春服はかわいいし好き。パステルカラーのスカートを穿けば、素敵なパンプスを穿けば、なんだか素敵な場所に連れて行ってもらえる気がする。

夏のうだるような暑さも好きだし、ひまわりが好き。透けるようにきらきらした海も、反射する日差しも、せみの鳴き声も。

 

 

今日またお参りに行った。毎年初詣に行っている下鴨神社なんだけど、今年は日本にいなくて行けていなかったので説明会の前に行くことに。おみくじはまた大吉だったので、本当にハッピーな日だ。

下鴨神社には縁結びで有名な相生社というところがある。素敵な人に(恋愛的な意味で)出会いたいという気持ちももちろんあるけれど、今は就活もしているし、そういう意味でも素敵な縁が結べたらなぁと思う。毎日説明会やセミナーに行くけれど、わたしはこれが意外と楽しくて、たくさんの人に会えるのが好き。だから幅広い意味で、素敵な出会いがたくさんあればいいなって最近は考えてます。下鴨神社の敷地内に美麗の神で有名な河合神社もあるので、いい笑顔で笑えるようにともお願いしてきた。

 

あしたから4月。なにげに1週目にバイト以外の予定がなくて不安だけど、がんばりましょう!(^o^)!