映画ログ13 ノッティングヒルの恋人
ノッティングヒルの恋人を観ました。
写真は好きなシーン。
ジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラント共演のラブ・ストーリー。有名ハリウッド女優と平凡な男の恋の行方を、ユーモアたっぷりに描く。華やかなハリウッド女優を演じるロバーツと、どこか頼りない青年に扮したグラントがハマリ役。ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル”。そこで小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちるが……。
映画だな〜って感じの展開ですが、映画なのでそりゃそうだ。ラブコメのヒュー・グラントが好きすぎる。
ウィリアムは冴えない感じですが、それがまたいいのかも。
ふたりがよく言う「シュール(超現実的)だけど良いね」というセリフ。
ちっとも現実的じゃないところが良いのかもしれない。
うまくいきそうでうまくいかなくて、好きなのに傷つけてしまったり、傷つくのを恐れて逃げてしまったり。
アナは「女優でも、好きな男の前では1人の女なの。愛して欲しいと願ってるの」という。
このシーン、グッとくるものがある。覚悟というか。
映画って流れで付き合うことが多いけれど、こうやってしっかり伝えるのは勇気も覚悟もいることですよね。
突然取材記者の真似をしなくてはならなかったり、いきなり冴えない本屋の妹の誕生日パーティーに女優が紛れ込んだり、ノッティングヒルの青いドアの家の前に取材陣が押しかけたり、映画撮影のロケ地に訪ねたり、記者会見に潜入したり。
いやーありえないでしょ、と思うものの、それも微笑ましく観れてしまうもの。
すれ違いながらも、いつもふたりは自ら行動を起こして縁をつないでいく。
電話したり、家に来たり、ウィリアムが撮影現場に行ったのも、アナが本屋に行ったのも、またウィリアムが記者会見に飛び込んだのも。
出会いは偶然でも、それを運命にしていくのはやっぱり自分なんだなと思う。
動かないことには変わらない。
ウィリアムを囲む友人たちはみんなおもしろいヤツばかりだけど、特に同居人のスパイクは群を抜いてた。
理解に苦しむクレイジーなヤツだけど、でも一周回って笑っちゃう。
あんな友達いて欲しいけど、いて欲しくないな。
にしても、いきなりキスしておいて「ごめん、忘れてね」なんて都合よすぎるよー!!
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