Chikanism

現実と非現実のあいだ

LA LA LANDを観てきました

LA LA LANDを観てきました。話題のやつ。 

 

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「セッション」で一躍注目を集めたデイミアン・チャゼル監督が、ライアン・ゴズリングエマ・ストーン主演で描いたミュージカル映画。売れない女優とジャズピアニストの恋を、往年の名作ミュージカル映画を彷彿させるゴージャスでロマンチックな歌とダンスで描く。オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく。 

ラ・ラ・ランド : 作品情報 - 映画.com

 

あらすじは色んなウェブサイトに載ってるので簡単に引用。

 

とにかくLAに行きたくなる。それが一番。なんて素敵な街なんだろう、とそればっかり考えてた。前の夏にLA行ったんだけれど、そのときはディズニーランドがメインでアナハイムにいて、街なんかは歩かなかったのでもっと時間をとって行っておけばよかったなぁと思った。

ミュージカル映画なので様々な場面でふたりが歌ったり踊ったりするのだけど、それもすごく素敵だった。街の雰囲気とかもマッチして非日常感がすごくて、わたしはとくに2人が最初のデートで行った天文台で、プラネタリウムの中で踊ってるシーンがすごく好き。

でもそのあと付き合い始めて、ふたりが手を繋いであちこちに出かけてるところはもっと好き。これが幸せなんだ〜って見てるだけでわたしまで幸せな気持ちになった。夢を追いかけるふたりの、幸せな時間。時間が止まればいいのに、これがずっと続けばいいのに、そんな言葉はこの瞬間のためにあるのかもしれないと思った。

 

そんな時間はそれだけでは終わらなくて、やっぱりそれが現実なんだな。夢を追いかけるのは簡単じゃなくて、挫折とか悔しさとかそういうことだけじゃなくて、夢と生活とか、夢と恋とか、どんなに頑張っても並行できないこともあるんだなっていうのがズシンと来た。バランスって大事だけど、どちらもほどほどに、だったらうまくいくのかもしれないし、わからない。

人生は一度しかないし、やりたいことやらなきゃいけないし、だけど過ぎ去った日々について「もっとこうしていたら」とか「もしあっちの選択肢を選んでいたら」とか「違う場所に行っていたら」とか「あんなこと言わなければ」みたいなことを考えることが絶対ある。後悔しない選択があるんじゃなくて、後悔しない道があるんだって誰かが言っていたけれど。

 

絵になる2人と、美しくてどこか懐かしい街と、素敵な音楽に囲まれて、そんなことを色々考えた2時間だった。

 

冒頭のハイウェイでのダンスシーンが大好きなんだけど詳細がわからない。あの黄色のワンピースに白のスニーカーの女性が美しすぎて、わたしも黄色いワンピースに白いスニーカーが似合う女になりたいと思った。

あと季節のフォントが好きです。

 

 

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