Chikanism

現実と非現実のあいだ

完璧な英語じゃなくてもいい Canada Life vol.12

今の学校が終わった放課後に別の学校に通うことにしました。今の学校に通って自分の英語は来る前に比べたらすごい伸びたと思う。でもクラスは13人いるしビジネスカレッジだからレジュメの書き方や電話の仕方は教えてくれても細かい会話の仕方を教えてくれたり細かい文法の間違いをいちいち指摘してくれたりしない。

それはそれで伝わってるということだからいいのだけれど、もっと流暢に話せるようになりたくて、英会話のクラスに通うことを決めた。

 

今日はjob interviewのデモがあった。

ソファで自分の番を待っているあいだに別のクラスの子が来て、話しかけられた。こっちでは同じソファに座るだけで話しかけてくれる。みんなフレンドリーだ。名前も知らない2人は自分はもうインタビューは終わったけどそんなに心配しなくていいだとか、こっちに来て何ヶ月だとかを話してくれた。彼らがあまりに流暢に話すので、もっと話せるようになりたいとより一層思った。そりゃこっちに来て8ヶ月の彼と1ヶ月のわたしじゃ同じように話せるわけないのだけれど。

 

インタビューで、どんなときにストレスを感じる?と聞かれた。わたしは「ときどき言葉を思いつかなくて言いたいことが言えないのがストレスだ」と話した。

面接官は「わかるよ」と言った。フィードバックで「でも君は僕の質問の意図を全部理解できていた。わからない人も数人いるんだ。そんなに心配しなくていい。こっちは君が留学生だと知ってるし、完璧な文法を期待してない。君が完璧な英語を話せないことは決して不利なことじゃないよ。僕らの客は世界中にいるし、むしろ君が日本語を話すことは僕らにとって利点なんだ。なにより君は僕の質問を理解して、答えられているし、努力している。もっとリラックスが必要だね」と言われた。

 

完璧な英語を話せないことは別に不利なことではない、そう言ってもらえたのが嬉しかった。話せなくても、話そうと努力していることも伝わっているのだ。

 

それでね、もうこっち来て7週間くらいなんだけど、ずいぶん話せるようになったな〜と自分のことながら感動した。相手の言っていることがわかってもイエスかノーくらいしかうまく言えない時期もあったのだ。

日本人の友達と、「日本帰ったら絶対ルー大柴みたいになるよね」って言って笑ったりして。

実際に最近は言いたいことを日本語で考えてから英語に翻訳するなんてことはない。結構自然に言葉が英語で出てくるようになったのだ。だから逆に日本語より先に英語が出てきてほんとにルー大柴みたいになりそうになる。わたし帰っても「あーそれこっちではコモンだよね」とか言ってそう。

 

とにかくがんばろう。もっと自分に自信を持てるように。

ちなみに今日ようやく、Don't let me downが「がっかりさせないで」という意味だと知りました。