Chikanism

現実と非現実のあいだ

最近のこと

ほぼ2年ぶりのブログだ。

 

この2年で、前回のブログを書いた時に付き合っていた人とは別れ、引っ越しをし、転職もして、新しい彼氏ができた。そしてコナンにハマっている。

元彼はひどい人で、なんで好きだったのか今となってはよくわからないけど、本当に好きだった。

旅行の当日に「明日は仕事をするから12時頃には帰る」と言ってくるような人だった。

そんな彼に会いたい一心で、彼の家の最寄りの路線沿いの家に引っ越しを決めたけど、引っ越す前に別れた。

 

仕事ではある程度の結果が出て、これ以上ここで得られるものはないだろうと思って辞めた。

転職先を伝えると、上司は「もし広告代理店に行くって言われたら全力で止めるつもりだったよ」と言って、ほぼ引き止めもしなかった。

新しい職場は以前と違い、メンバー同士の確執や圧力がなく、オープンでフラットで良い職場だ。

全く違う職種につき、やったことないことを任せてもらえる。やったことないことをやったけど、評価してもらえて昇給もした。

 

 

新しい彼氏は歴代1位というのも申し訳ないほど良い人で、こんなに良い人が世の中にいたのかと思うほど優しい。29年生きてきて初めて、彼氏という存在に誕生日プレゼントをもらった。逆に今までどんな男と付き合ってきたんだって呆れちゃうよね。

こんな人に出会わせてくれてありがとうと本気で思う。付き合った当初は恋人として好きになれるか不安で、あまり上手く話せなかったことも思い返せば懐かしい。

 

 

去年のGWに地元の友達とLINE通話したのがきっかけでコナンのアニメを見返すようになり、最近の楽しみはもはやコナンであるほどハマった。

毎週録画をし、ハロウィンの花嫁を観るために映画館に3回も足を運んだ。余裕のある平日はfuluで過去の映画を観る。その度に思い出すのは、小さい頃母と見に行った「14番目の標的」。

あの頃はまだ映画を何回も見れた。映画館に着くと、クライマックスのシーンだったのでこっそり覗き見したのを今でも覚えている。

 

 

なぜ久々にブログを書いているかというと、悩んでいることがあるから。

1ヶ月ほど前、大学時代の友人とLINE通話した。学生時代の友人はほとんど関西に住んでいるので、直接会うことはあまりない。

彼女は2年前、まだコロナが流行る直前に結婚式を挙げた。そのことはブログにも書いたが、相手は職場の人で、タバコを吸うしパチンコをするし髭を生やしていて、とても彼女の好みとは思えなかった。

でも彼女は、「それでも好きだと思えるから、本当に好きなのかも」と言った。それがやけに記憶に残っていた。

その彼女が、LINE通話で言ったのだ。「子どもがほしくて、持病で自然妊娠は望めないから、今度体外受精をするの。採卵は全身麻酔なんだって」と。

 

その時から私のカウントダウンが始まった気がした。慌てて不妊治療について調べた。30歳で始めれば、子どもを授かれる可能性は高い。

後になればなるほど、可能性は下がっていく。

 

私は子どもを持ちたいと思っていない。少なくとも今は。

もしかしたらパートナーは欲しいと言うかも。そしたら心変わりするかも。自分の気持ちだって変わるかも。

でも、もしそれが10年後だったら。どうしても欲しいと思っても、授かれない可能性が高くなる。そうしたら、今の私が「欲しくない」と先延ばしにしたことを後悔しないだろうか。

 

子を産み育てることは、もちろんまだ経験したことがない。周りの人が出産を経験し始めて、それで様子を知る。

大変そうで、つらそうで、出産なんて耐えられる気がしない。それでも幸せそうでもある。

 

子どもができたら、私は私の人生の主役じゃなくなってしまう気がした。大事にしたい存在があることはきっと幸せだけど、それって両立できるのかな。

まだ欲しいとは思えないのだ。将来欲しくなるかどうかもわからない。

私はずっとピルを飲んでいるし、自然に妊娠することはない。意志を持って、子どもを授かるためにピルをやめなければならない。その決断ができる日がくるだろうか?

 

正しい選択なんてないのだろうけど、時間は過ぎていく。しっかり考えて決めないと、後悔するかもしれない。そう思うと不安で、先の見えない毎日なのに、答えを急かされているようで焦る。

 

それが最近の悩み。

体験談を読んだり調べたりしている。