Chikanism

現実と非現実のあいだ

どうでもいい話(2018年2月①)

何年か前に見た映画に「新しい靴を買わなくちゃ」というのがあって、簡単に言えば向井理がパリで偶然出会ったアラフォー女性とワンナイトみたいな話だったんだけど、わたしはそれよりも向井理の妹役の桐谷美玲のエピソードが好き。

そもそも向井理は、妹の「昔からピンチのときにはお兄ちゃんがその場にいてくれて、そのたびに乗り越えてこれた」というゲン担ぎエピソードから、桐谷美玲の逆プロポーズのためのパリ行きへ付き合わされるわけ。

で、そのプロポーズ相手が綾野剛が演じる画家なんですけど、これがもうなんていうかダメ男っぽい。わたし綾野剛大好きですが、なんか彼ってとてもヒモっぽくないですか。そういうところも好きですけど。でも新宿スワンのタツヒコ役とかコウノドリとかの役も似合ってるしそこまでヒモっぽくない気もする(コウノドリ見たことないけど)。

桐谷美玲は、パリで画家をやっている彼氏(綾野剛)と遠距離だから、もう結婚しようと迫るわけですが、その一世一代のプロポーズのためにゲン担ぎとして兄を連れてって、その兄は現地で年上女性と親しくなってるという。

まず桐谷美玲がかわいいし、プロポーズしちゃおうという気概も、ゲン担ぎってお兄ちゃんに頼るエピソードも、好きなんですよね。

 

という話を、ゲン担ぎというお題を見て思い出した。

わたしはこういう特にハラハラもドキドキもしなくて、ストーリーもおもしろいかどうかもよくわからなくて、別に感動するわけでもないという映画が結構好きです。自分で言ってて意味わからない。

話題のやつとかまわりが絶賛するやつを見ると、「めっちゃ良かったね!」と言われたときにうまく反応できなくて困るので、もう他人とはコナンしか見れない。

 

小説でも同じで、ハラハラドキドキするような話や現実離れした話は疲れちゃうので、なんかどうでもいい日常を書いた話とかが好きです。共感されたこと一度もない。

ふわふわした日常を書いてて好きなのは野中柊さんとかです。これ↓ 

あなたのそばで (文春文庫)

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今週のお題「ゲン担ぎ」