Chikanism

現実と非現実のあいだ

「いいなぁ」とか「したいなぁ」とか言ってるうちは、本当にしたいわけじゃない

留学することをFacebookに書いたので、大学の友人に会うと「留学するんだよね?」と聞かれることが増えた。(研究室が違うと滅多に会わない)

だいたいみんな「いいなぁ、わたしも留学したかった〜。今しかできないもんね」と言う。

 

いろんな人に言われるようになって初めて、「いいなぁ」とか「したいなぁ」とか言う人が、本当にしたいわけじゃないのだということに気づいた。おそらく、「いつか福山雅治に会ってみたいなぁ」とかそういう感じ。わたしでいうところのG-DRAGONとハグしたいみたいな。叶わぬ夢だし、叶わせるつもりもない。万が一叶ったらラッキー!てところだ。

 

だって本当にいいなぁとかやってみたいなぁと思うならやってみたらいいじゃないか。実際に、みんな薬剤師になりたいと思ったから薬学部にきて、病院で働きたいとか企業でMRになりたいとか思ったからその通りの就活をしたのだろう。

おそらくディズニーランドに行きたいと思ったら長期休みなどに計画するだろうし、カレーが食べたいと思ったらカレーの材料を買いに行くかココイチへ向かうだろう。

それと同じことで、本当に留学したいと思っているなら「いいな〜」とか「行きたいな〜」とか言ってるだけなわけがない。だって言ってるだけで留学できるわけないもん。

 

「やりたい!!」って思ったらまずどうやって実現させるか考える。留学したいなら可能な期間を考える。卒論提出して、どのくらい休学する?いつ出発する?まずいつ卒論提出なのかを考えないと。スケジュール的にいつまでに決まればいいのか学校にも確認しないと。どこ行く?語学留学?ワーキングホリデー?お金は?

もしも本当に行きたくて色々考えたけど今はどうしても無理、というのなら、出てくるのは「いいな〜」とかその程度の言葉ではないと思う。

 

わたしは本当にやりたいと思ったら即行動したい人間で、今もようやく将来やりたいかもしれないと思うことが見つかったからそれに向けて何を準備するか考えている。

今すぐできることもあるし、忙しさと期間的に今は無理なこともある。幸いにも留学するおかげで暇な期間が来年できるので、その間にできそうなことはそこでやってもいい。

 

わたしは「やりたいこと」より「やってみたいなぁと思ってること」が多い人生はいやだ。欲張りだから、やりたいことは全部やりたい。というか、行動に移さないとうずうずしてやってられないのだ。

行動力がなくていろんなやってみたいことを一生夢みつづけるなんて、もったいないじゃん。

無理だなと思うのは、やってみてからでも遅くないでしょ?