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女子大生ちかの徒然

女子大生の脳内お花畑系なブログfromバンクーバー。日々感じること考えることを大事にしたい感じ。

映画ログ1 シュガーandスパイス 〜風味絶佳〜

映画

「タフと優しさの配分を知らない男は女に捨てられるんだよ」

「シュガーandスパイス 〜風味絶佳〜」のグランマの台詞。
 
風味絶佳は敬愛する山田詠美が原作の10年くらい前の映画です。
原作を読んだのは、わたしがamyの作品を読みあさっていた中学か高校の頃。
あんまり内容は覚えてないですが、「ガソリンスタンドじゃなくてgas stationって言いなさい」って言った強烈なグランマのことは記憶していて、それが原作通り出てきたので安心しました。
 
作中でのんちゃんが「山下くんは顔も見たくない人いないの?まだ本気で誰かを好きになったことないんだね」と言うんですが、その台詞はわたしにも響いた。
 
わたしの顔も見たくない相手は元彼です。
この原作を読んだ頃は顔も見たくない相手なんていなかった(高校生だったし)ので、この台詞は記憶に残っていなかったのでしょう。
嫌な記憶だし別れなんて経験したくないものではありますが、わからなかった物語を後にわかるようになれるのは大人になったってことなのかなぁと思ったりもします。
 
のんちゃんは医学生の元彼にフラれて、シロウと愛おしい日々を過ごしたあと、結局元彼のもとに戻っていきます。
身勝手だなともおもうけど、そういうこともあるのが人生なのですかね。
これが元彼の「タフと優しさの配分」ってやつなのでしょうか。
 
シロウはのんちゃんを追いかけて転んだとき泣き叫びますが、その気持ちがすごくわかるような気がしました。
泣いたってどうしようもないけど、涙はとまらなくて他にどうしようもない。
 
のんちゃんは「イヤっていうのは、いいってことだよ。たった1人にだけ、イヤといいは同じ意味になるんだよ」と言う。
これは面白いですね。なんか日本語っぽい。
こんなこと言う女子大生いねぇだろ!って思ったけど(小説っぽすぎる)、深い。
 
話は逸れますが、山田詠美のエッセイにあった話で、日本人はセックスで絶頂を迎えるときに「いや」と言ったりしますが英語では「イエス」と言うとか。また絶頂を迎えるときに「イク」と言いますが、英語では「come」だと言うことを書いていた気がします。日本人は2人で同じ方向を向いていて、英語では向かい合っているんだと。
うろ覚えですが…。
 
 
わたしはAmy作品のこういうところが好きです。
でもまだまだガキなのでわたしにはタフと優しさの配分はどれくらいがいいのかわかりません。
それどころかこの「タフ」の差す意味がなんなのかわかりません。
いつかわかるようになるのかな。
 
とりあえずこの作品の1番味のあるキャラはグランマですね。
グランマに教育されたい。