Chikanism

現実と非現実のあいだ

大人になったなと思うとき

コーチングのタイプ診断という、人を4つのタイプに分類する手法がある。プロモーター、アナライザー、コントローラー、サポーターの4つだ。

説明会に行ったらその場で簡単な診断をさせられて、わたしはプロモーターだった。そのプロモーターというのが「アイディアが豊富で、他者と協働して物事を進めることが得意。新しいことを始めることや、変化には強いのですが、計画的に物事を進めたり、見直して修正を重ねたりすることは苦手。直感で生きていて話題がコロコロ変わる」というような特徴で、なんだこれわたしじゃんという話だ。

新しいことが好きなのも計画性がないのも当てはまってるし、話題もよく変わる。長所を聞かれたら「行動力がある反面、計画性がない」と答えるのはわたしである。

今日は「行動するときってリスクとか考えてなかなか動けないものですけど、なんで行動できちゃうんでしょうね?」と聞かれたので「失敗してもうまく行かなくてもそれから得られるものがあれば意味があるなと思えるので」と答えた。あと、「今できないことは一生できないな」と思うのでその場でやってしまうというのもある。

そうしたら「いい意味で楽観的なんですね。すごくいいと思います」と言われた。本当に良いと思ってるかどうかは定かではないけども、楽観的なのは間違いない。

「いつもは誰かと一緒に行動するか、一人で一匹狼的に行動するかどちらが多いですか」と言われたので、「協調性がないってことはないと思うんですけど」と言い訳しつつ「普段はひとりなことが多いです」と答えた(本当は協調性はあまりない)。「ですよね。行動力があって直感で生きてるって、普段は一人で行動してそうだと思いました」と言われた。すぐバレる。

 

面接とかがあると、一応自分なりに色々考えて準備しているつもりなのだけど、やっぱり準備不足なことも多いし(なにせ周到に準備するのは苦手である)、予想していない質問をされることも多い。でも予想通りの質問ばっかりっておもしろくないのでそれが好きだけど。

そうやって対話していく中で色んな気付きがあるし、その場で思いつかなくても後で思いつくことも色々ある。

 

わたしは別に就活がそんなに辛くないんですけど(内定もまだないのにね)、それは色んな人に会って色んな気付きを得たり話を聞けたりするのが楽しいからかもしれない。それに今まで落ちたところは今になって冷静に考えると「別にいきたくないな」ってところなので。

楽観的なので「絶対自分に合うところに巡り会えるはず」と思ってるからってのもあるだろうし、それを見つけるのが就活だとも思うから、落ちたところは自分に合ってないとか縁がなかっただけ。だろう。たぶん。(そう思ってないとやってらんないでしょ)

大人になったなと思うのは自分を取り巻く色んなことを都合よく解釈したり、やりすごすスキルが身についたなって感じるときだ。いちいち落ち込んで自分を責めていたら身が保たないので、適度に反省しつつ次に活かそうと思って過ごすのがラクです。結局自分に必要なものはうまく自分に寄ってくるし、必要ないとか縁がないものは去っていくものだから、去るものは追わずに手放せるようになるのがいいんじゃないかなあ。

 

ま、そう簡単にいくことばかりじゃないけど、なんでも楽しみつつ、うまくゴキゲンに生きていきたいものですね