Chikanism

現実と非現実のあいだ

本をもらったら嬉しい

本のプレゼント。

貸し合うんじゃなくて、おすすめするんでもなくて、プレゼントするっていうのが、重要なポイントな気がします。

わたしは本をもらったら嬉しい。わたしに良いと思って選んでくれたなら嬉しいし、選んだ人の価値観とか考えとかもわかるし、それに「あのひとは何を考えながらこの本を読んだのかな」なんて想像するのはもっと楽しい。

 

もしも他人にプレゼントするなら。

当然相手によって変わるとは思うんですが、どうせならその人が自分では買わなさそうなものを贈りたい。

 

ミステリー好きのあなたへ
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

 

 

マリアビートル (角川文庫)

マリアビートル (角川文庫)

 

 わたしはミステリーはそんなに読まない方ですけど、このふたつは大好き。誰にでもおすすめできます。

 

夢があるあなたへ
夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 これも大好きな本。ためになって、ユーモアがあって、愛おしい。

 

何気ない日常を愛するあなたへ 
あなたのそばで (文春文庫)

あなたのそばで (文春文庫)

 

野中柊さんの本を読んだことある人は、今まで一人しか会ったことがない。中学の頃よく一緒にいた本の虫のような女の子だけ。わたしは何気ない日常のような、ふわっとした甘いような苦いような優しいような切ないような話が好きです。 

 

大切な人がいるあなたへ
流れ星が消えないうちに (新潮文庫)

流れ星が消えないうちに (新潮文庫)

 

 これは以前も書いたけれど大切にしたいし、誰かにもおすすめしたい本。

 

進む先を迷っているあなたへ
クローバー (角川文庫)

クローバー (角川文庫)

 

 なんとなくなんですけど、大切なひとのために道を決める、そういう選択肢もたくさんあるし、それもとっても素敵なことだと思った。他人のためでも自分がそうしたいと思ったならそれは自分の選択だし、そうやって誰かを大切にできるのは素晴らしいことだなと思いました。

 

 

このくらいかな。好きな本は色々あるけど、プレゼントするならこういうものにしようかな。

 

中学の頃いじめられてて、心配した母が本をくれたことがあります。「いじめられてなんかない」「なんにもない」「大丈夫」と何を聞かれても頑なに言っていたわたしでしたが、母にはわかっていたのでしょうね。タイトルは忘れてしまったけれど、その本と一緒に置いてあった手紙を読んで泣いた記憶があります。それでもいじめられてるなんて言わなかったけどね。(私立の良い子ちゃんたちばかりだったので、陰湿で過激ないじめではなく、もしも「いじめられてる」って言っても「そんなふうに捉えるのはおかしい」って言われたら何も言えないようないじめられ方でしたね、そういえば)

 

 

今週のお題「プレゼントしたい本」